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| 金鯱賞 |
トータライザー 柏木次郎
予想オッズ 金鯱賞
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今週初めのネットでの話題は、トランプ政権になってから、アメリカのダウ平均（ダウ工業株３０種平均）が急落していることだった。
アメリカのダウ平均は“上昇一途”だった。日本でバブル崩壊を迎えようとしていた１９８９年頃は“２千７百ドル”ぐらい。それが、１９９９年ごろに約４倍の“１万ドル”になり、バイデン氏が新しい大統領に決定した２０２０年１２月に“３万ドル”を超えた。その後もダウ平均は上昇を続け、２０２４年夏にはついに“４万ドル”に到達した。さらに、バイデン氏が大統領を退任する直前には“４万４千ドル”を前後していた。
１月２０日にトランプ氏が大統領に就任した後も、株価は上昇をつづけ“４万５千ドル”にまで迫っていたが、１ヶ月後の２月１９日を境に下落が始まり、ついに３月１０日には“４万２千ドル”を割り込んだ。この急落についてトランプ大統領は３月１１日、記者団に対して「市場はあがったり、下がったりする…」などと述べたそうだ。
「株なんて、そんなもの…」と平静を装うトランプ大統領だが、このままダウ平均が下落を続けると、“宿敵”のバイデン前大統領に、株価の点で敗北を喫することになる。バイデン氏の満面の笑みに耐えられるか、どうか。
また、トランプ大統領は株価急落について３月９日に、アメリカのＦＯＸニュースのインタビューに「我々は非常に大きなことをやっているのだから、“過渡期”はある。我々はアメリカに“富”を取り戻そうとしている。それは大きな仕事だ…」と答えたという。
ところが、現在のダウ平均の急落に対して、市場関係者は“過渡期”とは思っていないようだ。トランプ大統領は全世界に向かって関税をかけようとしているが、関税を払うのは相手国でもその国民でもなく、アメリカ国民だという。そのために物価が上がり、アメリカ国内のインフレが再燃。結果としてアメリカ経済が後退に陥ると説明する。
トランプ大統領の関税措置は、相手国から“何らかの果実”を得るためのディール（交渉）の材料だとテレビなどでは解説する。そうなのかもしれないが、こんなディールを繰り返しているうちに、アメリカの景気後退が始まったとしたら“富”が減っちゃう。
ところで、“景気が悪い”といえば、“現在のお友達”のイーロン・マスク氏（電気自動車大手テスラのＣＥＯ）に関するニュースがネットに流れていた。
２０２４年１２月１７日には４７９ドルだったテスラの株価が、３月１１日には２３０ドルまで急落したと報じられた。つまり“３ヶ月弱”で半値以下になった。
証券アナリストは「政治的発言を繰り返す一方、本業では、ＥＶ新モデルの開発や自動運転分野で進展が見られず、投資家の失望を招いている…」などと分析しているようだ。トランプ政権が新設した「政府効率化省」を率いて連邦政府の予算と人員を大幅に削減しようとしているのがイーロン・マスク氏である。ただ、本業をおろそかにして、政権に長居をしていると、そのうちに自分の会社の“効率化”も、やることになりそうである。
さて、今週は中京でＧ�橋碣肋泙斑羯海韮該亳堕蠅裡猫競好廛螢鵐哀好董璽�スがおこなわれる。
まず金鯱賞。
１着にＧ�蟻膾綰佞陵ダ莉仭�権が与えられるレースだが、その大阪杯まで何と“中２週”しかない。金鯱賞が年末１２月開催から、現行の３月開催に移行したのは２０１７年で、翌２０１８年にスワーヴリチャードが金鯱賞と大阪杯を連勝したので、「このレース間隔でもいける…」とＪＲＡは考えたのかもしれないが、正直、この間隔はきついだろう。
その後は、２０２２年金鯱賞４着のポタジェが大阪杯を優勝、金鯱賞２着レイパパレが大阪杯で２着になった例はある。ではあるが、ほかの年の金鯱賞の好走馬は、その次走に大阪杯ではなく、ほかのレースを選択することが多い。２０２３年、２０２４年と金鯱賞を連覇中のプログノーシスは、２年ともに次走は香港のＧ�気世辰拭�
その金鯱賞を連覇中のプログノーシスが今年も登録してきた。ということで、まずはプログノーシスの金鯱賞３連覇が注目になる。仮にプログノーシスの３連覇となった場合、やはり次走は香港のＧ�気覆里世蹐Δ�。
そう海外のＧ�気箸い┐弌■慣遑菊�にドバイワールドカッブデーが開催される。海外からの挑戦を受ける５つのＧ�気硲海弔裡猫兇�予定され、そのうち５つのＧ�気硲欧弔裡猫兇法∩軅�２８頭（現時点）もの一線級の日本馬の参戦が報じられている。
それはさておき、つぎはスプリングステークス。
皐月賞トライアルだが、２０１８年２着エポカドーロ（皐月賞馬）を最後に、その後はスプリンクステークスの好走馬から皐月賞の活躍馬が出ていない。今年からスプリングステークスも弥生賞などと同じく、開催日が“１週”前倒しになったので、「あるいは皐月賞の活躍馬が出るかも…？」とは思うが、今年はほかに異変がある。
スプリングステークスの過去１０年の１着馬のうち、何と６頭が“前走は１勝クラスで１着”、そして１頭が“前走は１勝クラスで４着”という馬だった。加えて言うならば、今年の登録馬は１２頭で、そのうち６頭が“前走は１勝クラス”なので、単純計算では１／２の確率でこの中からスプリングステークスの勝ち馬がでる可能性がある。これらは多くの人たちが知るところだろう。
にもかかわらず、今年は新馬勝ち１戦１勝のキングスコールと、同じくダノンセンチュリーが人気になりそうな気配で、これが異変の中身である。過去１０年のスプリングステークスでは１戦１勝、新馬勝ちをしたばかりの馬が３着以内になったことはないが…。
予想オッズ 金鯱賞
（トータの予測オッズではありません）
馬番 馬 名 性齢 斤量 単勝
１．アスクト゛ウホ゜ルテ 牡５ ５７ ＊
２．ホウオウヒ゛スケツツ 牡５ ５７ ３．０
３．ライラツク 牝６ ５５ ５６．１
４．キンク゛ス゛ハ゜レス 牡６ ５７ ８．３
５．テ゛シエルト 牡６ ５７ ４．４
６．クイ−ンス゛ウオ−ク 牝４ ５５ ９．１
７．テ゛イ−フ゜モンスタ− 牡７ ５７ １８．１
８．フ゜ロク゛ノ−シス 牡７ ５８ ３．６
９．ラウ゛エル 牝５ ５５ １４．７
１０．マイネルモ−ント 牡５ ５７ ３１．４
３連単オッズ（上位３６組）
２− ４− ５ ８０ ５− ４− ２ １０１
２− ４− ８ ６６ ５− ６− ２ １１１
２− ５− ４ ７０ ５− ８− ２ ３７
２− ５− ６ ７６ ５− ８− ４ １０１
２− ５− ８ ３１ ５− ８− ６ １１０
２− ６− ５ ８８ ６− ２− ５ １０９
２− ６− ８ ７３ ６− ２− ８ ８９
２− ８− ４ ５４ ６− ８− ２ ９５
２− ８− ５ ２９ ８− ２− ４ ５７
２− ８− ６ ５８ ８− ２− ５ ３１
２− ８− ９ ９０ ８− ２− ６ ６２
４− ２− ５ ９８ ８− ２− ９ ９５
４− ２− ８ ８１ ８− ４− ２ ７５
４− ５− ２ １１１ ８− ４− ５ １０９
４− ８− ２ ８６ ８− ５− ２ ３６
５− ２− ４ ７８ ８− ５− ４ ９６
５− ２− ６ ８５ ８− ５− ６ １０５
５− ２− ８ ３５ ８− ６− ２ ８２
馬連・馬単オッズ
馬連 →馬単← 馬連 →馬単←
１− ２ ９０ ＊ ９５ ３−１０ ６５０ ＊ ＊
１− ３ ＊ ＊ ＊ ４− ５ １９ ５４ ２９
１− ４ ２７２ ＊ ３１０ ４− ６ ４０ ７７ ８３
１− ５ １４０ ＊ １５１ ４− ７ ７９ １１６ ２４４
１− ６ ２９７ ＊ ３４２ ４− ８ １５ ４９ ２２
１− ７ ５８８ ＊ ７６０ ４− ９ ６３ １００ １６８
１− ８ １１２ ＊ １１９ ４−１０ １２２ １６０ ５１７
１− ９ ４６７ ＊ ５７７ ５− ６ ２１ ３１ ６２
１−１０ ９１３ ＊ ＊ ５− ７ ４１ ５１ １９８
２− ３ ６４ ６９ ９５３ ５− ８ ８ １７ １４
２− ４ １２ １７ ４５ ５− ９ ３２ ４３ １３２
２− ５ ６ １１ １６ ５−１０ ６３ ７３ ４３９
２− ６ １３ １８ ５２ ６− ７ ８６ １３０ ２５２
２− ７ ２６ ３１ １７４ ６− ８ １６ ５７ ２３
２− ８ ５ ９ １１ ６− ９ ６８ １１２ １７４
２− ９ ２１ ２５ １１５ ６−１０ １３３ １７８ ５３０
２−１０ ４１ ４５ ３９５ ７− ８ ３２ １８５ ３９
３− ４ １９４ ＊ ２３２ ７− ９ １３５ ３０４ ２４３
３− ５ １００ ＊ １１０ ７−１０ ２６４ ４３５ ６７０
３− ６ ２１２ ＊ ２５７ ８− ９ ２６ ３３ １２３
３− ７ ４１９ ＊ ５９１ ８−１０ ５０ ５７ ４１６
３− ８ ８０ ９９８ ８７ ９−１０ ２１０ ３１８ ６１３
３− ９ ３３３ ＊ ４４２
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