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トータライザー 柏木次郎
予想オッズ 阪神大賞典
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今週のテレビは、東京での大リーグ開幕戦で大盛り上がりだった。過去にも日本での大リーグ開幕戦はあったようだが、こんな大騒ぎを見た記憶がない。ふだんは野球とはあまり縁のない人々も即席の野球ファンと化しているが、大谷翔平選手がこの熱狂の中心人物であることは間違いないだろう。
この平和な話題に包まれる日本とは違い、今週になって世界各地で戦争が激化しているようだ。
アメリカのトランプ氏は、自分が大統領に返り咲いたら、バイデン前政権のときに始まった戦争を「止めて見せる…」などと豪語していたという。そして大統領就任の前日、１月１９日に、イスラエルのガザ地区の停戦は実現した。厳密には「まだバイデン政権…」だったが、トランプ氏が自慢する様子がニュースで流れた。ところが、今週初めの３月１８日にイスラエル軍は、ガザ地区の空爆を再開した。
「戦争を止めるのは簡単ではない…」ことを見せつけられた格好だが、それでもガザ地区やウクライナの和平に汗をかくトランプ大統領を、平和をもたらす“救世主”のように感じた人がいたかもしれない。ところが、その“救世主”が今度は自ら「ぶっ放した…」のである。トランプ大統領は、３月１５日にイエメンの反政府武装集団の“フーシ派”への攻撃をアメリカ軍に命じた。
こうした現況を見ていると、せめてウクライナ情勢だけは「何とかならないか…」と思うものだが、その行方は混沌としていて、正直、何が何だかよくわからない。テレビでの専門家たちの話を聞いていると、ロシアの主張はウクライナには飲むことができず、ウクライナの主張にはロシアが反対の姿勢を示していて、ラチがあかない。
一方、調整役を買って出たアメリカだが“意味不明”の発言を繰り返す。トランプ大統領をはじめ、国務長官やロシアへの特使などが口をそろえて「前向きに動いている…」などと話をする。それが、記者たちがより具体的な内容を求めると「容易ではない…」などと言うらしい。思わず「どっちなの…？」と突っ込みたくなる。
世界各地の紛争に、トランプ大統領が介入し始めてから「事態は動いている…」という人たちもいる。そう「動いた…」といえば、３月１１日に英国の有力経済紙は、ロシアが今年１月から自国に輸入される自動車に対して、リサイクル料を６６万７千ルーブル（およそ１１４万円）に引き上げたと報じた。目下、中国製車のロシア市場におけるシェアは６３％だそうで、つまり中国製車には大打撃になる。その中国は３月１４日、国営石油各社が今月に入り、ロシア産原油の輸入を敬遠し始めたと外信は伝えた。詳細には２社が購入を停止、別の２社は購入量を削減したそうだ。
ロシアと中国との友好関係は盤石という話だったのは、３年前の北京での首脳会談でのこと。ところが、最近になりアメリカとロシアが急接近する様子が影響してか、ロシアは中国との間合いを取り始め、中国はロシアに圧力をかけているように見える。
さて、今週は４つもＧレースがある。中山で３歳牝馬限定のＧ�轡侫薀錙璽�ップ。Ｇ�矯綽逝臂淌機�さらに中京で牝馬限定のＧ�薫γ稜佞硲該亳堕蠅裡猫轡侫．襯灰鵐好董璽�スの４レースである。
注目は阪神大賞典である。
１着馬にＧ�欺佞療傾直泙陵ダ莉仭�権が与えられるレースだが、優先出走権レースではなかったずっと昔からも、春の天皇賞に直結するレースとして認知されている。たとえば、１９９９年スペシャルウィーク、２０００年テイエムオペラオー、２００６年ディープインパクト、２０１５年ゴールドシップなど、ＪＲＡ史上を飾る名馬が阪神大賞典を勝ち、つづく春の天皇賞を制覇した。また直近でも、２０２３年ジャスティンパレス、２０２４年テーオーロイヤルが阪神大賞典と春の天皇賞を連勝している。
そんな阪神大賞典で活躍してきたのが、菊花賞馬あるいは菊花賞で好走した馬たちである。過去１０年の阪神大賞典の１着で、これに該当しないのは２頭だけだった。ということで、今回人気を集めそうなのが、昨年の菊花賞で４着のショウナンラプンタである。
ほかに菊花賞で好走した経歴のある馬はいないが、気になる２頭がいる。いずれも４歳馬で、ショウナンラプンタと同世代だ。
１頭目がヴェローチェエラ。昨年の５月のＧ�教�都新聞杯の３着だが、そのときは１勝馬だった。その次走から３連勝して、ついにオープン入り。前走はＧ�尭�経新春杯で４着になっている。昨年の阪神大賞典１着のテーオーロイヤルとよく似た経歴で、菊花賞への出走にはこぎ着けなかったが、菊花賞に出走していれば「好走していたかも…？」という想像を抱かせる馬である。
もう１頭はサンライズアース。昨年のダービー４着である。ダービーの後に８ヶ月の休養を経て２走前にＧ�尭�経新春杯で休養から復帰した。前出のショウナンラプンタはダービー１５着だったことから、この馬も「もし菊花賞に出走していれば…？」と思わせるものがある。
菊花賞との関係が深い阪神大賞典だが、もう１つ，よくある特色だが、“２年、３年連続で活躍する馬が多い”レースである。過去１０年では、ゴールドシップ、シュヴァルグラン、ユーキャンスマイル、ディープボンドなどの例がある。
この点から、昨年２着ワープスピードと同３着ブローザホーンは要注意である。
予想オッズ 阪神大賞典
（トータの予測オッズではありません）
馬番 馬 名 性齢 斤量 単勝
１．シヨウナンラフ゜ンタ 牡４ ５６ ２．６
２．ウ゛エロ−チエエラ 牡４ ５６ ５．２
３．リンフレスカンテ 牡７ ５７ １２．４
４．コハ゜ノサントス 牡５ ５７ ５３．０
５．フ゛ロ−サ゛ホ−ン 牡６ ５９ １０．１
６．コ゛−ルテ゛ンスナツフ゜ 牝５ ５５ ７．２
７．マコトウ゛エリ−キ− 牡５ ５７ １８．２
８．ウインエアフオルク 牡８ ５７ ＊
９．サンライス゛ア−ス 牡４ ５６ １７．２
１０．ワ−フ゜スヒ゜−ト゛ 牡６ ５７ ４．８
１１．ウイ−フ゜テ゛イライト 牡４ ５６ ＊
３連単オッズ（上位３６組）
１− ２− ３ ９６ ２− １− ５ ９６
１− ２− ５ ７９ ２− １− ６ ７２
１− ２− ６ ５９ ２− １−１０ ４８
１− ２−１０ ４０ ２− ６− １ ９７
１− ３− ２ １１０ ２−１０− １ ６０
１− ３−１０ １０３ ５− １− ２ １１８
１− ５− ２ ８９ ５− １−１０ １１０
１− ５− ６ １２４ ６− １− ２ ８１
１− ５−１０ ８３ ６− １−１０ ７５
１− ６− ２ ６３ ６− ２− １ １０１
１− ６− ５ １１９ ６−１０− １ ９３
１− ６−１０ ５９ １０− １− ２ ４６
１−１０− ２ ３９ １０− １− ３ １０５
１−１０− ３ ８８ １０− １− ５ ８７
１−１０− ５ ７３ １０− １− ６ ６５
１−１０− ６ ５４ １０− ２− １ ５９
１−１０− ９ １１８ １０− ５− １ １２３
２− １− ３ １１６ １０− ６− １ ８８
馬連・馬単オッズ
馬連 →馬単← 馬連 →馬単←
１− ２ ６ １０ １９ ４− ６ １６８ ＊ １９８
１− ３ １５ １８ ８３ ４− ７ ４２０ ＊ ５９９
１− ４ ５３ ５６ ８８０ ４− ８ ＊ ＊ ＊
１− ５ １２ １６ ５９ ４− ９ ３８１ ＊ ５３０
１− ６ ９ １２ ３４ ４−１０ １０９ ＊ １２２
１− ７ ２２ ２６ １７２ ４−１１ ＊ ＊ ＊
１− ８ ９２ ９６ ＊ ５− ６ ３９ ９２ ６８
１− ９ ２０ ２４ １４４ ５− ７ ９７ １５２ ２７１
１−１０ ６ ９ １７ ５− ８ ４０４ ４５９ ＊
１−１１ ７９ ８２ ＊ ５− ９ ８９ １４３ ２３２
２− ３ ３３ ４８ １０９ ５−１０ ２５ ７６ ３８
２− ４ １１８ １３３ ＊ ５−１１ ３４５ ４００ ＊
２− ５ ２７ ４２ ７９ ６− ７ ７１ １００ ２４２
２− ６ ２０ ３４ ４８ ６− ８ ２９５ ３２５ ＊
２− ７ ５０ ６５ ２１７ ６− ９ ６５ ９４ ２０６
２− ８ ２０７ ２２２ ＊ ６−１０ １９ ４６ ３１
２− ９ ４５ ６０ １８４ ６−１１ ２５１ ２８１ ＊
２−１０ １３ ２７ ２５ ７− ８ ７３６ ９１６ ＊
２−１１ １７６ １９１ ＊ ７− ９ １６１ ３３８ ３０８
３− ４ ２８０ ３６１ ＊ ７−１０ ４６ ２１２ ５９
３− ５ ６５ １４４ １１９ ７−１１ ６２８ ８０８ ＊
３− ６ ４７ １２５ ７７ ８− ９ ６６９ ＊ ８１８
３− ７ １１８ １９８ ２９４ ８−１０ １９１ ＊ ２０４
３− ８ ４９１ ５７３ ＊ ８−１１ ＊ ＊ ＊
３− ９ １０８ １８７ ２５３ ９−１０ ４２ １７９ ５５
３−１０ ３１ １０６ ４４ ９−１１ ５７１ ７２０ ＊
３−１１ ４１９ ５００ ＊ １０−１１ １６３ １７６ ＊
４− ５ ２３０ ＊ ２８６
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