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競馬交差点2007年9月14日

今週のテーマ
1.3日間連続開催
2.セントライト記念
3.ローズステークス


1.ご存知の方も多いことだろうが、今週は3日間連続開催である。

9月15日…4回中山3日、2回札幌3日
9月16日…4回中山4日、4回阪神3日
9月17日…4回阪神4日、2回札幌4日

いつものように土曜日と日曜日のトータライザーは発行いたしますが、9月17日分の
発行はありません。
なお、メール版、ファクス版は9月17日分も発行いたします。

2.今週は東西でトライアルレース、それも重賞がおこなわれる。
東のセントライト記念、西のローズステークスである。
まずセントライト記念だが、菊花賞トライアルで「それなりの馬がそろってもよい」
というか「セントライト記念の上位馬が菊花賞で活躍してもよい」というべきなのか、
どちらかであってよいはずなのだが、なかなかそうはならないことが多い。
"西高東低"といわれる関西馬優勢がずっとつづいており、セントライト記念より神戸
新聞杯のほうが、菊花賞に直結することが多いからである。
ところが、今年は3戦3勝の関東馬ロックドゥカンプがいて、これがセントライト
記念に登場してくる。スタミナがある馬とはいわれていたが、ラジオNIKKEI賞
で好時計をだし、スピードにも十分なものがあることがわかった。勝負根性があって、
競り合いに強く、つまりいくつもの好材料をそなえる馬なのである。
菊花賞候補に名乗りを上げられるような関東馬がでてきたようである。

3.秋華賞トライアルのローズステークスには、ダイワスカーレット、ベッラレイア、
ピンクカメオが参戦してくる模様。ベッラレイアはオークス2着で、GTホースではない
が、3頭のGT級が出走してきたといって間違いはないだろう。
最も注目するのは、ダイワスカーレットである。オークスは回避したが、ウオッカに
土を付けたことがあるただ1頭の3歳牝馬である。
今年のローズステークスには変更点があり、昨年までの芝2000mが、今年は
1800mになっている。ダイワスカーレットにとって、芝1800mでも、
芝2000mでも、どちらでもいいようなものだろうが、よりマイルに近くなれば、
実績からいって、より確勝に近いかたちになるのだろう。
今週の東西のトライアルは、「伏兵を捜そう」というレースではなく、菊花賞、
秋華賞の有力候補の秋初戦を見届けるレースになりそうである。

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